
雨の日に自転車に乗らなければいけない人が多いと思います。
傘をさしながらだと楽なんでしょうが、道路交通法の改正で傘さし運転は違法になりました。
ですので雨の日に自転車に乗る際はレインコートを着るのですが、このレインコートの種類が結構あって迷ってしまいます。そんな種類の多いレインコートの中から自転車に乗る時に着るものを対象にして、その選び方を教えます。
まず、性能面として選ぶポイントは、耐水性、撥水性、透湿性の3つです。
この3つと軽量性や耐久性などが加われば申し分がないです。それぞれ簡単にわかりやすく説明します。
1 耐水性
生地から水圧をかけたときに裏側に水が染み出すまでどの程度耐えられるかという性能。この性能が悪いと単純に雨に打たれた時にレインコートの中に水がしみこんできます。
例えば、レインコートを着た上にリュックを背負った時に背中が濡れるのは耐水性が悪い素材です。レインコートを選ぶのに重要視しなければいけないのが、この耐水性です。2 撥水性
生地に付着した水を玉状にはじかせる性能。
ワックスをかけた車に水をかけると水がはじかれますが、撥水性の性能が高いと振っただけでレインコートについた雨水がはじかれます。3 透湿性
生地の裏側から汗などの水蒸気を放出する性能。
この性能が悪いとレインコートの内側が蒸れやすくなります。
この性能もレインコートを選ぶのに重要視しなければいけないことです。
耐水性が良くてもこの透湿性が悪かったら、中に着ている服がビタビタに濡れてしまいます。
あとはレインコートを脱いだ後のガサバリ感(携帯する時の)や長持ちするかどうかの選別も必要になります。
自転車に乗っても蒸れにくいレインコート
このページでは自転車に乗る時に着用する蒸れにくいレインコートを対象に厳選して紹介していきます。下に挙げた3つのショップは、レインコートやレインウェアなど雨具を取り扱う品数が多いものを私がリサーチして選びました。ネットで購入する際は実際に現物を手に取ってみたりできないので、よく調べた上で購入してください。購入者レビューなどを参考にするといいと思います。
用途別、メーカー別でレインコートを探せます。通勤用、自転車用、通学用からレディース用やレインポンチョまで商品数300種類以上のレインコートの専門店。
シンプルなデザインで手頃な金額のレインコートならこのショップ。レインウェアやレインポンチョ、レインハットなども扱っています。
スノーボードウェア&レイングッズの専門ショップ。どちらかとうと若者向きのレインコートを扱っていて、リアル店舗ではなかなか見かけないおしゃれなデザインのものがあります。
ショップからひとこと
オリジナルブランド43DEGREESを中心に、他では手に入らない良質でデザイン性の高いスノーボードウェアやレイングッズを販売しています。
自転車に乗りながらレインコートを着ても頭や顔が濡れないように工夫する方法
フード付きのレインコートでも風の強い時にフードがめくれあがったり、深くかぶると視界が遮られて非常に危ないです。そんな時に便利なのがレインクリアバイザーです。これをフードの中でかぶりしっかりと固定すれば安全です。そして雨で化粧を崩したくない女性や眼鏡を雨で濡らしたくない人にも最適です。
レインクリアバイザーはおでこの部分がメッシュ素材になっていて通気性がいいです。バイザーの長さが約17cmあり、しっかり顔を覆うことができる上に角度調節もできます。
適応サイズは頭囲52~62cm。

まとめ
耐水性、撥水性、透湿性の3つのポイントでレインコートの選ぶ方法を教えました。
この他にも耐久性の違いなどもあります。素材自体が悪かったりすると、何か小さなものに引っ掛かっただけで破れたりするレインコートもあります。購入者レビューをしっかり見て購入するようにしてください。素材がいいものは、やっぱり長持ちします。
雨の日に自転車に乗る際は、例えレインコートを着ていたとしても危険な要素がたくさんあります。
レインコートやレインポンチョなどは大きく広がる場合があるのでタイヤにからまったりする可能性があり、転倒するリスクが上がります。使用上の注意をよく読んで間違った使い方をしないように気を付けてくださいね。