
大ヒットし、ロングセラー商品となっているトゥルースリーパー。
低反発マットレスは数あれど、累計出荷数600万枚という豊富な実績は安心感があります。
それでも選ぶのも処分も大変な寝具は、できるだけ長く使いたいものですよね。
本記事では、トゥルースリーパーがどのくらいの使用年数で寿命を迎えるのか、またへたった場合復活させられるかを解説していきます。
トゥルースリーパーの寿命は?おおよその使用年数はどのくらいなのか?
トゥルースリーパーは宇宙飛行士のためにNASAが開発した低反発素材をヒントに開発した、ウルトラヴィスコエラスティックが原料です。
日本で製造されているので、安心して使えます。
高い弾力性と復元力が最大の特徴で、体圧と体温によって形状が変化します。
寝ている人に合わせて形が変わるため、常に体にフィット。体圧を分散してくれ、背骨が真っ直ぐなままの睡眠姿勢を保てるので、肩や腰への負担が軽いです。
素材には無数の細かな穴が開いており、トゥルースリーパーの片面はメッシュ素材になっています。
そのため、程よい通気性があります。
それでも、お手入れ次第で寿命が変わってくるので、気をつけてください。
しっかりとお手入れをすることで、寿命を延ばすことは可能です。
寝具の寿命はお手入れや使用者の体重、使用時間などによってまちまちなため、販売元のショップジャパンでは寿命について明言はしていません。
ただ、トゥルースリーパーには1年保証が付いているので、1年以内にへたる可能性は低いことがうかがえます。
普通に使用しているにも関わらず、深さ2cm以上のはっきりとした凹みができて復元しない場合は無償交換してもらえます。
複数の販売サイトに寄せられた使用者の口コミで多く見られるのは、2~3年くらい使えたという感想です。
また、ショップジャパンに寄せられた感想によると、5年以上問題なく使えている人も多いとのことです。
やや幅がありますが、使用年数は2~5年を目安にしておくといいかもしれませんね。
トゥルースリーパーのへたりを復活させる方法
使用して凹んだ部分は、時間が経つと復元します。
しかし、使用年数が経つとへたって、凹みが復元しなくなってきます。
へたってしまったウルトラヴィスコエラスティックは、残念ながら復活しません。
凹みが復元しないときはもちろん、全体的に柔らかくなって反発力が低下している場合や起きたときに体が痛い場合、カビなどが生えている場合なども寿命です。
へたったままのトゥルースリーパーを使い続けると腰や肩などに痛みが生じる可能性がありますし、全身が歪んでしまうこともあります。
早めに買い替えを検討することが大切です。
できるだけ長く使うために、日頃からお手入れに気をつけましょう。
あらゆる寝具と同じく湿気に弱いので、できるだけ使うたびに陰干しします。
壁に立てかけるなどして、湿気が早く飛ぶようにしてください。
ウルトラヴィスコエラスティックは綿入りの布団と違い、太陽の光は苦手です。
変色や変質の恐れがあるため、陰干しを守ってください。
布団乾燥機については、高温でなければ問題ないとされています。
一般的な布団乾燥機の温風は50度以上なので問題ないでしょう。
もし70度以上の温風が出る場合は、使用を控えた方が無難です。
いつも同じ部分に圧力がかかっているとへたるスピードが速まるため、小まめに向きを変えて使用することも大切です。
2週に1回を目安に、上下を変えたり、表と裏を変えたりして使ってください。
加えて、汗や皮脂などがダニやカビのエサになるため、カバー類も週に1回程度は洗うと良いです。
ダニやカビが増えて、トゥルースリーパーの寿命が短くなる可能性があります。
まとめ
トゥルースリーパーの寿命は、2~5年が目安です。
通常は時間が経つと本来復元する凹みが戻らなくなったら、寿命と考えます。
残念ながら、へたった素材は復活させることができません。
使用年数を少しでも延ばすために、使用後は陰干しし、2週に1度は向きを変え、カバー類は小まめに洗濯します。
このように注意を払うことで、5年以上使用することも可能です。