
白髪染めは、自宅で自分でやったほうが経済的にお得です。
しかし、市販の白髪染めは使いかたによって「思ってたのと違う」という仕上がりになることもあります。
今回は、自宅で市販の白髪染めを使って「白髪が染まらない」を減らす3つのポイントを紹介します。
目次
市販の白髪染めで「染まらない」を減らす3つのポイント①:まずは自分の髪の状態を知る
まずは、自分の髪の状態を観察し「白髪染めに耐えられる状態か」を確認してみましょう。
白髪染めに限らず、髪を染めるときには髪の状態を把握することが大切です。
痛みが激しい状態の場合は、薬剤を髪につけることで、一層痛みがひどくなり、きれいな色が出せないだけでなく、切れ毛や枝毛が増えてしまうことがあります。
もしも、痛みがひどく白髪染めに耐えられない状態の場合は、しばらくカラーリングやパーマをお休みして、痛みのない髪が伸びてきてから長さを整えます。
白髪染めを自分でやるときには、短い髪の方が染めやすいでしょう。
傷んでしまった毛先はカットして、痛みの少ない髪を染めるようにします。
白髪染めは髪の質や太さによっても色の入り方が変わる
白髪染めは、太くてかたい人よりも細くてやわらかい人の方が色が濃く染まります。
また、白髪が少ない状態で白髪染めをした場合は、黒髪は黒色が強く出て、白髪は色が薄くなります。
白髪の量によっては、白髪染めを使うよりも一般的なカラーリング剤を使った方がきれいに染まることもあるのです。
今までに、パーマをかけたことがある人は、パーマがかかりやすい髪質だったかを思い出してみてください。
パーマがかかりやすい髪質の人市販の白髪染めで「染まらない」を減らす3つのポイント②:白髪染めこそ色選びを慎重にする

白髪染めは、色選びが大切です。
白髪染めは、髪の上に濃い色の色素を重ねているだけだと思っている人が多いようですが、実は白髪染めは髪の色を脱色しつつ色素を入れています。
そのため、黒い髪の上から染めるよりも、色によっては色味が強くでることがあります。
とくに、まだ黒髪が多く残っている状態で白髪染めを使うときには注意が必要です。
白髪染めは髪質や染髪の頻度によって色の出方が変わる
黒色を選べば、どんな髪質でも真っ黒に染まるような気がしますが、実は真っ黒に染めることは意外と難しいのです。
黒髪に染めたつもりが、なぜか赤みが入ったこげ茶色になることがあります。
白髪染めは、髪質によって赤みが出てくることがあるのです。
赤みが強く出てしまうと、年代によっては派手な印象を与えてしまうことがあります。
赤みが強く出てしまう場合には?赤みが出てきたとしても、青みがかった色とアッシュ系独特の色がぶつかって、赤みをおさえてくれます。
好みの色がある場合は、美容師と相談する機会に自分の髪質について詳しく聞いておくといいでしょう。
市販の白髪染めで「染まらない」を減らす3つのポイント③:リタッチを自宅で上手にやるコツ
新たに白く伸びてきた部分だけを染めることをリタッチといいます。
白髪染めを自宅で何度もやる場合は、1カ月に一度の頻度で染める人が多いようです。
1カ月に一度染めると、髪も1センチほど伸びてきたころではないでしょうか。
白髪が1センチ伸びてきて白髪染めを行う場合、髪全体に白髪染めをつける必要はありません。
リタッチすればいいのです。
リタッチは、とても難しい作業です。
なぜならば、白髪染めは冷たいところよりも温かいところの方が髪の中に浸透するからです。
リタッチする部分は、毛根に近い部分のため体温によって温かくなっているのです。
リタッチを上手にやるコツ
根元部分と全体に時間差と薬剤量の変化をつけることで、色むらを減らします。
リタッチの手順②リタッチでつけた薬剤を髪全体にざっくりと伸ばして、再び5分ほど放置します。
それでも、リタッチを何度も繰り返していると根元部分と毛先の色はかなり違いが出てくるものです。
色の差が大きくなってきたときには、美容院に行き、全体の色を合せてもらうといいでしょう。
まとめ
白髪染めは、やらなければいけないと思うと負担になるものです。
最近は、白髪をファッションの一部として楽しむ人も増えています。
白髪だからこそチャレンジできる色をみつけて、白髪染めのオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。