
白髪が生え始めると、白髪染めをして黒髪や茶髪にする人がほとんどです。
白髪を染める方法は、市販の白髪染めを買ってきて自宅で染める方法と美容院で白髪染めをしてもらう方法の2種類があります。
市販で染める方法も美容院で染める方法も、それぞれにメリットとデメリットがあるのです。
今回は、白髪を市販で自分で染めるメリットとデメリット、美容院で白髪を染めるメリットとデメリットについてお話しします。
目次
白髪染めを市販で染めるメリット
白髪を市販で染めるメリットは、経済的な負担が少ないことが一番でしょう。
市販の白髪染め剤は、数百円から1000円程度で販売されているため、美容院で白髪染めをするよりも出費をうんと抑えることができます。
また、市販で染める場合は365日24時間いつでも染めることができます。
急に外出の予定が入ったとしても、自分で気軽に染めることができるのです。
かなり以前は、市販で髪を染めるとなると、さまざまな物を用意する必要がありました。
耳を薬剤から守るカバーや、コーム、ケープなどです。
しかも、使った後の後始末も大変で「こんなに大変な思いをするならば、多少お金がかかっても美容院の方がメリットが大きい」と思った人もたくさんいました。
しかし、最近の白髪染めには必要なものがすべてセットになっていることが多いのです。
しかも使い捨てになっているため、後片付けがとても楽になっています。
白髪染めを市販で染めるデメリット
白髪を市販で染めるデメリットは、色ムラができてしまう可能性があることです。
また、間違ったやり方や髪質に合わない薬剤を使い続けてしまい髪を傷めてしまうこともあります。
市販で白髪を染めるときには、自分で行う人が多いのではないでしょうか。
最近の白髪染めは、泡で出る商品が増え、髪全体に薬剤をなじませやすい工夫がされています。
しかし、自分で染めると、つい目に見える部分だけを入念に触ってしまう傾向があるのです。
鏡に映っている前部分から染めはじめ、後頭部は後回しにしてしまうため、前と後ろに色むらができてしまいます。
市販の白髪染めは見本とは違った印象になる場合がある
白髪染めは同じ商品を使っても、元々の髪の状態によってあらわれる色や仕上がりに差ができるのです。
市販の白髪染めを買うとき、多くの人は店頭に並んでいる色見本をみて商品を選ぶのではないでしょうか。
実は、色見本は黒髪と白髪が50%ずつ生えている人をモデルとして作られていることが多いのです。
そのため、白髪が大部分を占めている人や黒髪の中にポツリと白髪がある人は、見本とは違った印象に仕上がることもあります。
また、髪を染める薬剤は、冷たい部分よりも温かい部分の方を強く染めることがあるのです。
それを知らずに髪全体にいきなり薬剤をのせてしまうと、髪の根元は温かいため色が強く入ってしまい、根元と毛先で色が段階的に変化してしまうこともあります。
白髪染めを美容院で染めてもらうメリット
美容院で白髪を染めるメリットは、やはり髪全体の色や状態をプロの目で観察しながら染めることができることでしょう。
美容師は、後頭部と前部分、根元と毛先、さらには髪質を考えながら薬剤を選び、染める順番を検討します。
自分で染めるときとは違い、人手もあるため、短時間で広い面積を染めることができるのです。
そして、美容院で使っている白髪染めには、市販の白髪染めには使われていない成分が入っていることがあり、髪をいたわりながら染めることができます。
白髪染めというと、加齢現象を隠すための作業のような気がして、気持ちが落ち込むこともあるかもしれません。
とくに、自宅でひとりで白髪を染めていると、そういう気持ちになるやすいでしょう。
しかし、美容院で白髪染めをしていると、きれいになるための作業のような気持ちになれるメリットもあるのではないでしょうか。
白髪染めを美容院で染めてもらうデメリット
美容院で白髪を染めるデメリットは、やはり出費が大きいことです。
美容院に行けば、一回数千円以上は払うことになり、月に1回行くとなれば大きな出費になります。
さらに、白髪が気になり始める年代は、仕事や子育てで忙しい毎日を過ごしているときではないでしょうか。
美容院は、事前に予約が必要なところが多く、スケジュール調整の必要があることもデメリットです。
スケジュール調整の負担を軽くするコツ早め早めに予約を確保しておくことで「予約しなくちゃ」というストレスからは解放されるでしょう。
美容院の中には、早期予約割引や回数券割引など、割引サービスを行っていることもあります。
白髪染めは、意外と長期間続くことなので、少しでも割引があるようならば利用してみるといいでしょう。
まとめ
市販での白髪染めと美容院での白髪染めには、それぞれメリットとデメリットがあります。
それぞれのメリットとデメリットを比較して、自分にあっている方法はどちらなのかを考え、できるだけ負担の少ない方法を選んでみましょう。