
最近では色々な種類のエナジードリンクが販売されていますが、飲むタイミングはその中にどんな成分が含まれているかによって大きく異なります。
エナジードリンクには、カフェインやアルギニンといった成分が含まれています。
それぞれの効果が出やすいタイミングで飲むこと、そして悪影響を及ぼさない飲み方が求められており、それぞれでベストな方法を模索したいところです。
目次
エナジードリンクを飲むベストなタイミングと効果が出始める時間
眠くなったときにカフェインを摂取して眠気を覚ます人は多く、夜間のトラック運転手などがこぞってエナジードリンクを飲んで頑張っています。
カフェインは覚醒作用があり、眠気覚ましとしての効果を発揮します。
エナジードリンクを飲むベストなタイミングは、まだ眠くならないけど、これから少ししたら眠くなるかもしれないというタイミングです。
重要具体的に挙げれば、食事後に飲むことがおすすめです。
人間は消化をしている時などに眠くなるので、そのタイミングに合わせてカフェインを摂取することで眠気を抑えられます。
これから徹夜をする人、長時間勉強をする人にとっては多少だるさが出てきたとか、眠気を少し感じたというタイミングでエナジードリンクを飲むと効果的です。
エナジードリンクの効果を発揮するのは、空腹時には30分程度、食事後なら1時間程度です。
普段から疲れてくる時間帯を知っていれば、その時間に合わせてエナジードリンクを飲めば効果を期待できます。
エナジードリンクを飲んではいけないタイミングとカフェインの持続時間
夕方あたりにエナジードリンクを飲むことはあまりおすすめできません。
エナジードリンクに含まれるカフェインは基本的に身体から排出、代謝されるまでは効果が持続します。
カフェインはだいたい12時間は体内に残り続けるため、敏感な人であればその時間に眠気が訪れないということもあります。
場合によっては深夜までカフェインが残り続けてしまうため、身体にとっていい影響を与えません。
エナジードリンクを飲む場合には、午後3時以降は飲まないようにし、十分な睡眠時間が取れるタイミングで飲むようにしましょう。
エナジードリンクに含まれる糖類はカフェインより若干早いタイミングで作用し始める
エナジードリンクにはカフェインだけでなく、糖類もかなり含まれています。
エナジードリンクを飲むということは、カフェインだけでなく、糖類も補給している状態です。
糖類は、カフェインと同じくらいか、若干早いタイミングで作用し始めるため、眠くなる少し前に取得するのがおすすめです。
砂糖は、胃で消化されて小腸に届くとすぐに吸収されます。
基本的に砂糖が作用し始めるのはだいたい30分程度、遅くても1時間は超えないくらいです。
砂糖の持続時間はカフェインと違ってそこまで長くはないですが、すぐに消化されていくことが考えられます。
エナジードリンクは昼寝の前に飲むと効果的
エナジードリンクを飲むおすすめのタイミングは、昼寝をする前に飲むことです。
昼寝を少しすることでも数時間分の睡眠と同じような効果が期待できます。
長く寝すぎると逆に夜の睡眠に影響を与えてしまうので、15分程度で起きられるような昼寝が理想的です。
よって、昼寝の時間を逆算してそのタイミングに合わせてエナジードリンクを飲むのがおすすめです。
すると、寝起き後でもすぐにリフレッシュした状態で仕事に臨めます。
また勉強している人にとってもスイッチを切り替えられ、再び勉強に集中できるようになります。
車の運転中に飲むエナジードリンクの注意点
ドライブ中にエナジードリンクを飲むのもおすすめです。
特に渋滞しているような時に飲むと、睡魔に襲われる心配もなく、居眠り運転の予防にもなります。
ただ、注意しておきたいのはカフェインの利尿作用です。
エナジードリンクに含まれるカフェインのせいで、すぐにトイレに行きたくなる場合もあります。
渋滞中の眠気は吹き飛んだとしても、運転席から離れられずにトイレを我慢しなければいけなくなるような状況に追い込まれる場合も考えられます。
それを避けるためにも、エナジードリンクを飲む前に、あらかじめ渋滞の状況やサービスエリアの状況などを確認した上で飲むようにしましょう。
車の運転中にエナジードリンクを飲む場合は、その点に注意することが大切です。
まとめ
眠くなるのを避けたいからという理由だけで、テストや会議の前にエナジードリンクを飲んだりすることはあまりおすすめできません。
なぜなら、トイレに行きやすくなり、周囲に迷惑をかけて中座することになってしまうからです。
その場合には、ノンカフェインのエナジードリンクを飲むなどして対応し、糖分が補給できるようにしておけば大丈夫です。
ノンカフェインであれば寝る前でも飲めます。
また、カフェインの含有量がかなり多いエナジードリンクなどは、飲みすぎると健康を害する恐れもあります。
しっかり量を把握した上で摂取することをおすすめします。