
予防接種の後に脱毛できない理由
脱毛は予防接種の後にできない理由は、その性質によります。
予防接種とは、毒性を意図的に抑えたウイルスを注射して体内に潜り込ませ、それに対する抗体を作ります。
これをもって病気に対する免疫をつけて、来るべき病気の予防をするものです。
もちろん予防接種をすることで発病することはまずありませんし、体調に変化が出ることもめったにありません。
しかし、確実に言えることは、正常な体ではないことは確かです。
予防接種の後に脱毛するサロンは違法?
人によっては、少なからず体にだるさを感じたり、微熱が出ることはしばしば見受けられます。
程度自体はさほどのことではないので、半日から1日程度安静にしていればすぐに治るものばかりです。
ただ気を付けないといけないのが、脱毛する時は体に大なり小なり負担をかけている状態では、しない方がいいということです。
全身脱毛など、施術範囲の大小に限った事ではありません。
上記の理由がある事から、予防接種後の一定期間は基本的にはどこのサロンも施術の受け付けをしてくれません。
逆に受け付けてくれるところは、違法のサロンである危険性があるので、あらかじめ知識として知っておく必要があります。
これは自分を守るためでもあるのです。安心してほしいのが、通常の店では脱毛の施術を行う前の診断で必ずアンケートを取ります。
その時に最近そのようなものを受けたかどうかを答える項目があるので、お客さんがそのことを忘れていても、その時点でドクターストップが掛かる仕組みにはなっています。
予防接種2週間後なら脱毛しても安心
店側が施術をしない理由としていくつか挙げられますが、お客さんが肌トラブルになる危険性が非常に高いことが主な理由として挙げられます。
これは、その後の体の状態として、体の変化に対していつも以上に敏感な状態になっていることによります。
どんな場所に生えている体毛でも、体を外部の色々なものから守ってくれるものです。
それを意図的に排除しようとするとそれ相応のリスクが伴ってきます。
その一つとして肌トラブルが挙げられるのです。
肌が体をバリアしてくれる機能も当然弱まります。
施術を受けることで、施術箇所が赤くなってしまったり、そのままダメージが残ってしまう可能性もあります。
ひどい場合だと、施術部位にばい菌や細菌が入って腫れてしまったり、かゆみが引かないといった事も考えられます。
もちろん個人差がありますが、肌が強い人でも予防接種はそれほど日常的に経験するものでもないので、楽観的に考えるのは非常に危険です。
一般的な期間としては予防接種後、2週間は施術をやらないのが健全でしょう。
まとめ
人によってもともと体が強い人もいますので、また、それほど影響のない一部分の場所のみの施術であれば、1週間程度で許可が下りる店舗も中にはあります。
しかし、自分の肌がよっぽど強いものという自覚が無ければ、十分に時間を置いた方が良いです。
あとから肌トラブルになった時に、返金対応してくれる店は良心的ですが、期間が空けていれば店は施術を受け入れるしかないので、その後のトラブルの危険性までは責任が負えません。
正当な理由が無ければ返金対象にすらならないので、心配なら1カ月程度は空けてから施術を受けるのが賢明です。
一番確実な方法としては、施術を受ける前に必ず担当者に大丈夫かどうかを確認しましょう。
一度肌トラブルが起きてしまうと、それを治すのに莫大な費用と手間がかかるので慎重に対応するのに越したことは有りません。
また、今はやりのレーザー脱毛も同じです。確かに通常よりも短い期間で処理することが出来る方法ですが、結局脱毛する事には変わりがないので、方法がいかなるものであるにしろ肌トラブルになる危険性があるので注意しましょう。